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みんなで考えるSDGs 第6回 日常にあるSDGs②
みんなで考えるSDGs 第6回 日常にあるSDGs②
2021/04/19
- 3つのRについて
- 今回は、日常にあるSDGs第2段として「私たち誰もがチャレンジ出来ることはなんだろう?」という問題を3Rに焦点をあて、今日から出来ることを考えてみたいと思います。
「3つのR」と聞いてピンと来る方も多いのではないでしょうか。以前といっても2007年頃ですが、ポップなメロディーに明るい歌詞をのせたAC公共広告の「3つのR」のCMを覚えていますか?かなり昔なので記憶にある方は少数かもしれませんが、実は何年も前から「3つのR」は世間に浸透していました。
「3つのR」とは
①Reduce(リデュース) ②Reuse(リユース) ③Recycle(リサイクル)
この3つを指します。この3つは、それぞれ独立した行動ではないことに注目して下さい。
①、②、③と順番に行動することによってゴミを減らすことに繋がるのです。
- 3つのRをもっと詳しく!
- では、詳しくみていきましょう。
①Reduce(リデュース)=ゴミの発生を減らすこと
②Reuse(リユース)=くり返し使うこと
③Recycle(リサイクル)=資源として再生利用すること
①まずはゴミを減らすこと
エコバッグは持っていますか?昨年2020年7月から義務化されたレジ袋有料化の影響もあり、エコバッグ持参率が高くなっています。
割と高額なエコバッグまで販売されていたりするので驚くこともしばしばあります…。
また、水筒を持参して、ペットボトルの購入を控えていますか?弊社社内では大半の方が、水筒やマイカップを持参してReduceに取り組んでいます。
ゴミが減ると捨てる作業も減少します。ゴミを減らすことで、作業効率もアップします。
毎回コンビニ等で購入するのを控えたら、お金の節約にもなりますので、一石二鳥です!
②次に使えるものは使うこと
最近では、フリマアプリが人気です。不要になった物が捨てられずに必要としている方へ渡る。これもReuseの一つです。
3Rを意識するようになってからですが、フリマサイト等に着なくなった服などを出品するようになりました。
販売した商品の金額などは電子マネーとして受け取れたりするので、口座振り込み等の煩わしい手間が省けて、意外と便利です!
また、家庭で出来るReuseの例として、リターナブル瓶のご紹介です。
リターナブル瓶とは、消費者が製品を購入後に販売店に容器を返却し、工場などで回収、選別、洗浄を行い再利用(Reuse)される瓶のことをいいます。
瓶で飲む飲料は、ペットボトルや缶に比べて一層美味しく感じませんか?
ゴミも出ない(回収を依頼する)ので非常にECOです。是非、ご家庭で一度お試し下さい!
③最後に資源として再利用すること
当たり前で単純な事ですが、ビン、缶、ペットボトル、トレー、パックなどの分別を行っていますか?
可燃ゴミとして燃やしてしまえば、ただのゴミで終わってしまいますが、分別して回収してもらうことで資源として戻りRecycleが可能です。
逆に、リサイクルされた商品を率先して購入するという心掛けも大切です。
捨てざるを得ない際は、しっかり分別を行う。
新しい商品を購入する際は、リサイクルされた商品を購入する。
この2点を心掛けてリサイクルの輪の中に入ることで、自ずとゴミを減らす事ができるはずです。
今一度、自分の住んでいる自治体のゴミの分別を調べてみるのもおススメです。
自分で行動に起こすだけで、意識は変わってきます!
- 世界が直面している問題 目標14.海の豊かさを守ろう
- 私たちが今日から出来ることを考えてきましたが、「3つのR」を意識することで「世界がどう変わるの?」「SDGsと何の関係があるの?」を簡単に触れていきます。
私たちが日常生活で使っているプラスチックが、ポイ捨てや不法投棄などで適正に処理されず海に流出し、海洋環境を汚染し海に住む生き物に多大な影響を与えています。
これが今、世界が直面している問題の一つである「海洋プラスチックごみ問題」です。海洋に流れ着くほとんどのごみが、私たちの暮らす街から発生しているのです。
既に世界の海に流出してしまっているプラスチックごみは、合計で1億5,000万トン。そこへ年間約800万トンが新たに流入してくると推定されています。800万トンは重さにしてジャンボジェット機5万機相当です。桁が大き過ぎて想像することも容易ではない数値です。
2050年までに海の中に存在するプラスチックの重量が魚の重量を超えるかもしれないという恐ろしい話を聞いた事はありませんか?
一度、流出したプラスチックゴミは、波や紫外線の影響を受けるなどして、やがて小さなプラスチックの粒子となります。5mm以下となったプラスチックはマイクロプラスチックと呼ばれますが、これらは細かくなっても消滅することはなく自然界に残り続けます。
マイクロプラスチックが人を含む生物の身体や繁殖などに、どのような影響を及ぼすのかまだ明らかにされていませんが、本来自然界に存在しない物質が生物の体内に取り込まれた結果を楽観視することは出来ません。そうなる前に、この「海洋プラスチックごみ問題」に歯止めをかけなければなりません。
地球のおよそ7割を占める海。あらゆる生命のみなもとです。SDGsの目標14.【海の豊かさを守ろう】にあるように、きれいな海と生き物を守る事は私たちの使命であります。
今回コラムで触れた「3つのR」を意識し、地球が抱えている問題に焦点をあて環境へ配慮のある取り組みをみんなで団結して行わなけらばならないのではないでしょうか!
SDGsコラム担当:Daisuke
監修:Kazuhiro Sumiya
みんなで考えるSDGs 続きの第7回はこちら
みんなで考えるSDGs 前回の第5回はこちら
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