入稿トラブル事例 その③画像のリンク

入稿トラブル事例 その③画像のリンク

2020/11/12

入稿トラブル事例 その③画像のリンク

画像データのリンク切れ
今回は入稿データ上の画像データのリンク切れに関して事例としてお話させていただきます。画像や写真に沿って簡単に解説していきます。

カードデザインにロゴを画像化したり写真データをそのまま使う事も方などいらっしゃると思いますが、「画像がIllustratorデータに埋め込まれていない状態でデータ作成された場合」使用した画像ファイルも一緒に入稿して頂かないと、弊社のパソコン上に画像が表示出来ないという事態が発生します。埋め込みまでしていただいたデータは、画像ファイルがなくても表示されるので問題ありません。

図1.埋め込みされていない状態の図
図2.警告文
図3.リンク切れ状態の図

入稿トラブル事例 その③画像のリンク

どうやって解決したらいい??
解決策①
今回の場合、例を参考にしますと、使用している「1584604.jpg」という画像ファイルを一緒に提出していただく事で弊社の方で画像をリンクさせたり、埋め込みを行う事が可能となります。

解決策②
右画像のリンクに表示されている三本線の所をクリックしていただくと、オプションが表示されますので「画像を埋め込み」を選択してください。
そのままデータを保存すれば、別のパソコンで開いても画像ファイルを維持されたままになります。
リンクと埋め込みの違い
illustratorファイル内に画像の情報の一部を埋め込み、特定のフォルダや階層内にある画像データを呼び出して表示する手法、これをリンクさせるといいます。要は紐づけておいて表示するとう方法です。メリットはillustratorファイル上ではリンク情報のみ保持していますので、データ容量が軽くなります。先ほど説明したようにリンクが設定されているにもかかわらず、画像データが入稿されていませんとリンク切れの警告文が出るのです。

一方で埋め込みとはillustratorファイル上に全ての画像情報を埋め込んで表示させる事です。
埋め込んでさえしまえば表示されないとう事態にはなりません。しかしデメリットとして、画像を埋め込んだ分だけ容量が増えてしまいます。データ作成時の作業負担も大きくなりますし、画像を変更した際にはその都度埋め込み作業をしなければなりません。
また容量が大きくなり過ぎるため、データ送信時にエラーが発生したりデータが破損する恐れもあります。

リンクと埋め込みの違いを理解し、適切に使い分けましょう!!


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