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【バーコードの実用化に尽力したエンジニアのお話】
【バーコードの実用化に尽力したエンジニアのお話】
2019/12/24
- 2019年も残りわずか、そんな中こんなニュースが飛び込んできました。
「バーコードの実用化に尽力したエンジニア、ジョージ・ラウアー氏 死去」
POSによる売り上げデータの収集などに用いられる世界基準の規格「ユニバーサル・プロダクト・コード(UPC)」を開発したほか、「バーコード」を世界中で利用される実用的な規格にした元IBMのエンジニア、ジョージ・ラウアー氏が2019年12月5日(木)、ノースカロライナ州ウェンデルの自宅で亡くなりました。94歳でした。
ラウアー氏は1925年、ニューヨーク生まれ。第二次世界大戦後、テレビやラジオの修理を学ぶために電子機器の専門学校に通いましたが、指導者はラウアー氏の才能を見抜き、大学へ進学するよう助言。この助言通りラウアー氏は進学し、1951年にメリーランド大学で電気工学の学士号を取得。その年の後半、IBMに就職しました。
IBMに36年にわたって勤務し20件以上の特許を取得したラウアー氏は、そのキャリアの大半をバーコードセンサーの開発に捧げました。「バーコード」自体はラウアー氏が開発したものではなく、1940年代にノーマン・ジョセフ・ウッドランド氏とバーナード・シルバー氏が考案したもので、形状も同心円状のデザインでした。
- しかし、円は印刷時に汚れが出やすく汚れているとバーコードが無効になってしまうという問題を抱えていて、1960年代になってもまだ標準化されたシステムは登場していませんでした。
そこでラウアー氏は、バーコードをさまざまな太さのしま模様で構成するように改良。レーザーとコンピューター技術の進歩もあり、ラウアー氏自身が開発したスキャナーで容易に読み取れるようになり、商品に個別の値札を貼り付けることなく、商品をバーコードで集中管理することができるようになりました。
2019年現在、バーコードは1日に60億回スキャンされるほどありふれた存在となっていて、ラウアー氏は世界を変える発明をした人物だといえますが、この功績によるロイヤリティなどは特に受け取っていなかったとのことです。(引用元:GIGAZINE)
- 【カードとバーコード】
- バーコードはカードとも非常に密接な関係があります。ポイントカードやメンバーズカードだけでなく、認定証や診察券などにも使用範囲が広がっています。
利用が広まった要因として、プリンタやリーダーなどの周辺機器やシステムが充実したことによる作業性の向上やミスの削減、また安価に導入できるという点が挙げられます。
改めて周囲を見回すと多くの身近なものにバーコードがついていることに驚かされます。ここまで私たちの生活に浸透し、日々の暮らしを便利にしてくれた先人の知恵に感謝しつつ、奥の深いバーコードの世界について少しでも多くの知識をつけていきたいと思いました。ご冥福をお祈りいたします。
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